楽絵画教室&BITO横浜美術研究所企画のワークショップ等で講師をお願いしております、内田あぐり先生の個展が開催されます。
第二回JAPA天心賞受賞記念
ながれ 内田あぐり
会期:2022年3月2日(水)~3月7日(月)
午前10時~午後7時
[最終日午後5時終了]
会場:日本橋三越本店 本館6階美術特選画廊
〒103-8001東京都中央区日本橋室町1-4-1
作品が放つ唯一無二の色彩とフォルムから、日本画という概念を打ち砕かれる感覚になり、表現の原点を呼び起こすような不思議な力を感じます。
日本画の古典技法や伝統的な画材を大切に描く先生の作品は、多くの絵描きにとっても大きな学びになるはずです。
このような情勢ですが、多くの方にご高覧頂きたくお知らせ致します。
【BITO横浜美術研究所からのお知らせ】
次回のワークショップの参加者を募集中です。
「そして膠の旅はつづく」
2022年3月19日(土)
13:00~16:00
講師:後藤秀聖先生(原爆の図 丸木美術館学芸員)
定員:10名程度(要予約)
受講料:7000円(材料費込)
受講をご希望の方は、こちらからお申込みください。
【概要】
武蔵野美術大学共同研究「日本画の伝統素材『膠』に関する調査研究」として、画家の内田あぐり氏を中心に、後藤秀聖氏らが共同研究員として参加し、2017年にはじまった膠の旅。「膠」を単なる日本画画材としてではなく、表現の源流にある社会的あるいは身体的問題へ接近するものとして再思考した研究は、2020年に国書刊行会から出版された書籍『膠を旅する』および武蔵野美術大学美術館・図書館にて同名を冠にして開催された展覧会に結実し、大きな話題となりました。
本講座では、後藤秀聖氏を講師にお迎えし、日本文化の表現をつないできた膠という、素材の向こう側にみえるもの――狩猟文化や皮革産業、代々にわたり受け継がれてきた職人の手仕事などを紹介していただきます。また、兵庫県姫路市で製造されている古典的膠「大﨑膠」を使い、実際に日本画の絵具を溶いてみようと思います。
※基本的な画材はアトリエで用意します。使ってみたい画材などがありましたらお持ちください。